「自分の7番アイアンって、どれくらい飛べば普通なんだろう?」
「ドライバーの飛距離、女性の平均ってどのくらい?」
こんな疑問を持ったこと、ありませんか?
ゴルフ上達の第一歩は、“自分の飛距離を正しく知ること”から始まります。
この記事では、
🏌️♂️ 男性(中〜上級者/ヘッドスピード45m/s) と
👩🦰 女性(初心者/ヘッドスピード33〜35m/s) の
2パターンを比較しながら、ドライバーからウェッジまでの理想飛距離表を紹介します。
さらに、スマホで簡単に距離をチェックできるツールや、
距離感をつかむ練習のコツもわかりやすくまとめました。
🏌️♂️男性ゴルファー(HS45m/s)の理想飛距離表
ヘッドスピード45m/sは、ドライバーで230〜250ヤードを狙える上級者クラス。
ミスを減らすには、「番手ごとの飛距離差=約10ヤード」を正確に刻むことが重要です。
以下は、キャリー基準での理想飛距離表です。
(実際の飛距離=キャリー+ラン=約10〜15yd加算)
クラブ | ロフト | フルショット | ¾ショット | ½ショット |
---|---|---|---|---|
1W(ドライバー) | 9.0° | 235yd | 207yd | 176yd |
5W | 18.5° | 215yd | 189yd | 161yd |
4UT | 22° | 200yd | 176yd | 150yd |
5UT | 25° | 190yd | 167yd | 142yd |
5I | 27° | 180yd | 158yd | 135yd |
6I | 30° | 170yd | 150yd | 128yd |
7I | 34° | 160yd | 141yd | 120yd |
8I | 38° | 150yd | 132yd | 112yd |
9I | 42° | 140yd | 123yd | 105yd |
PW | 46° | 130yd | 104yd | 78yd |
50° | 50° | 115yd | 92yd | 69yd |
54° | 54° | 100yd | 80yd | 60yd |
58° | 58° | 85yd | 68yd | 51yd |
💡 ポイント
- 番手間のキャリー差は約10yd前後が理想。
- ウェッジはフルショットを控えめにし、¾や½で距離を打ち分けると精度が上がる。
- 打感を重視するプレーヤーは、軟鉄鍛造アイアン(例:Mizuno MPシリーズ)との相性が良い。
👩🦰女性ゴルファー(初心者/HS33〜35m/s)の理想飛距離表
「ドライバーが150〜160ヤードくらいしか飛ばない…」
それ、まったく問題ありません!
初心者女性の場合、まずは安定して当てること・芯に当てることが最優先です。
ヘッドスピードが33〜35m/sであれば、以下の飛距離が理想的な基準になります。
女性初心者向けおすすめセッティング
➡ 1W/4W/7W/UT(24°)/7I〜PW/SW
女性版|キャリー基準の理想飛距離表
クラブ | ロフト | フルショット | ¾ショット | ½ショット |
---|---|---|---|---|
1W(ドライバー) | 11° | 165yd | 145yd | 120yd |
4W | 17° | 150yd | 132yd | 110yd |
7W | 21° | 135yd | 120yd | 100yd |
UT(24°前後) | 24° | 120yd | 105yd | 90yd |
7I | 34° | 100yd | 87yd | 75yd |
8I | 38° | 90yd | 78yd | 68yd |
9I | 42° | 80yd | 70yd | 60yd |
PW | 46° | 70yd | 62yd | 53yd |
SW(56°前後) | 56° | 55yd | 48yd | 40yd |
💡 ポイント
- 番手間の差は約10ヤード刻みが目安。
- ドライバーは力むと逆に飛ばない。**“7割の力感”**でOK。
- アイアンは「7I=100yd」が目標ライン。
- PWとSWはアプローチ中心に使い、キャリー+ラン=合計距離をイメージする。
📱スマホで自分の飛距離をチェックする方法
「自分のヘッドスピードがわからない」という人でも大丈夫。
無料で使える飛距離計算ツールを活用すれば、スマホだけで目安が出せます。
⛳ ゴルフダイジェスト公式:飛距離計算ツール
※自分のヘッドスピードを入力すると、番手別の目安飛距離が一瞬で表示されます。
また、最近では「PRGR測定器(RED EYES POCKETなど)」のようなポータブル計測器を使えば、
練習場でも自分のリアル飛距離データを確認可能。
毎回の測定を記録することで、練習効果やクラブ変更の成果が数値で見えるようになります。
🧠距離感を安定させる練習のコツ
飛距離を伸ばすよりも大事なのは「狙った距離を打つ技術」。
どんなレベルのゴルファーでも、次の3点を意識すると距離感が格段に安定します。
① “基準クラブ”を決める
自分の得意クラブを「基準」にしましょう。
たとえば7番アイアンでフルショットが150ydなら、
- 8Iは140yd
- 6Iは160yd
- PWは130yd
と、10ヤード刻みで距離を覚えるのが理想です。
② スイング強度で距離を打ち分ける
フルスイング・¾スイング・½スイングの3段階を体で覚えると、
ウェッジの距離感が劇的に改善します。
特にSWとPWは「時計の針スイング(9時・10時・11時)」を意識するのが効果的。
③ 実測データを信じる
練習場のボールは飛距離が1割ほど落ちます。
ラウンド中の実測データ(GPSウォッチ・レーザー距離計)を記録し、
「実戦での距離」を基準に調整しましょう。
🏁まとめ|距離感を知ればスコアは劇的に変わる
タイプ | ヘッドスピード | ドライバー飛距離 | 7I飛距離 |
---|---|---|---|
男性(中〜上級者) | 45m/s | 約235yd | 約160yd |
女性(初心者) | 33〜35m/s | 約160yd | 約100yd |
飛距離は「才能」ではなく「理解と管理」です。
自分の番手ごとの距離を知り、スイング強度で打ち分けられるようになれば、
グリーンを外す回数が確実に減ります。
まずはスマホで飛距離を確認し、
“自分の距離感”を数字で把握することから始めてみましょう。
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